上場自動車メーカーの2019年4~9月の決算が12日に出そろった。グローバルでの新車需要の伸び悩みや円高による為替の影響が各社の収益を圧迫。安定しないアジア経済や国内の自然災害も収益悪化に追い打ちをかけた。こうした中、原価低減活動を推し進めたトヨタ自動車は売上高と純利益で過去最高を更新し、経営体質の強さを見せた。通期見通しは多くのメーカーが下方修…