トヨタの公開経営会議での豊田社長

「東京モーターショー2019」の累計有料来場者数が100万人を超える見通しとなった。主催する日本自動車工業会の会長を務める豊田章男トヨタ自動車社長が11月2日、東京モーターショーで実施した自社のイベントで明らかにした。今回のモーターショーは、前回の77万人を上回る100万人の来場を目標に掲げていた。東京モーターショーの来場者が100万人を超えるのは6開催ぶり。

モーターショーの会場でトヨタの経営会議を公開するイベントで、豊田社長は「100万人を超えると世界に向けていろいろなことを発信していける」と述べた。また、イベント後の取材で豊田社長は「クルマに関心の無い人も呼び込めた。異業種の協力も大きい」と述べ、今回のモーターショーが「オープン・フューチャー」をテーマに、「脱・モーターショー」を掲げた効果が現れたとの見方を示した。

東京モーターショー2019は10月24日から11月4日まで。来場者総数は会期終了後の5日に自工会が発表する。