先日死去したセルジオ・マルキオンネやフェルディナンド・ピエヒが、つい最近まで経営の最前線に立っていたのに比べ、リー・アイアコッカがクライスラーのトップを退任したのは1992年のことで、以来27年が経過したにもかかわらず、その死去がメディアの注目の集めたという事実は、それほど彼が自動車業界に残したインパクトが大きかったからだろう。アイアコッカは19…