ダイハツ工業は、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の「第6回国際次世代農業エキスポ」(11日まで)に、農業用ドローンの発着ポートを搭載した軽トラック=写真=を参考出展している。共同開発するナイルワークス(柳下洋社長、東京都渋谷区)のブースで展示する。

 ドローンを搭載して農地に向かい、軽トラックから地面に降ろすことなく、農薬散布や作物の生育判断を行うドローンを発着させる使い方を想定している。ベース車両は「ハイゼット トラック」。

 ダイハツは発着ポートの設計、ナイルワークスはドローンが確実に発着できるようにするための制御開発などを担当する。