メルセデス・ベンツ C 350 e アバンギャルド
メルセデス・ベンツ C 200 ステーションワゴン ローレウスエディション
メルセデス・ベンツ C 180 クーペ

メルセデス・ベンツ日本は、「メルセデス・ベンツCクラス」(セダン)に、プラグインハイブリッドモデル「C350 eアバンギャルド」とCクラスのセダンとステーションワゴンに特別仕様車「ローレウスエディション」を追加して販売すると発表した。

同時に、Cクラスのセダン/ステーションワゴン/クーペ/カブリオレの装備を一部変更するとともに価格を改定する。

C350 eアバンギャルドは最高出力155kW、最大トルク350Nmの2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンに、最高出力90kW、最大トルク440Nmを発生しブースト機能も併せ持つ高出力の電気モーターを組み合わせた。システム全体で235kWを発生する。電気モーターのみで最高速度130/h、航続距離が最大約54km走行。走行中にも回生ブレーキなどでバッテリーを充電する。高電圧リチウムイオンバッテリーの充電時間はAC200V電源で、メルセデス・ベンツ純正ウォールユニット(6.0kW)の場合、約2時間。13.5kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載しながらトランク容量は300Lを確保した。

EV走行モードの際、これ以上アクセルを踏むとエンジンも使用しなければならないというモーター走行の限界点でアクセルペダルの抵抗を増してドライバーに知らせる「インテリジェントアクセルペダル」を採用する。

価格は679万円(消費税10%含む)。

特別仕様車のローレウスエディションは、AMGスタイリングパッケージや、Qi規格対応機種の携帯電話を無線充電する「ワイヤレスチャージング機能」を装備する。価格はC200セダンが575万3454円(消費税8%含む)。

C180は最高出力115kW、最大トルク250Nmを発生する1.5リッター直列4気筒ターボエンジン「M264」を搭載する。ターボチャージャーにはツインスクロールシステムを採用し、可変バルブタイミングを実現する「カムトロニック」も搭載して状況に応じた吸気を実現する。ボディカラーには新色「グラファイトグレー」を設定する。価格はセダンが463万円(消費税10%含む)。

納車は、C350 eアバンギャルドとC180は10月頃から順次、ローレウスエディションなど、他モデルは9月2日。