ソフトバンクやトヨタ自動車などが出資するMONET(モネ)テクノロジーズは8月28日、三豊市、琴平町と次世代モビリティサービスで連携する協定を締結したと発表した。

MONET、三豊市、琴平町の連携協定では、まず琴平バスの高度化に取り組む。琴平バスは須田港と高松空港間を走るシャトルバス「うどん県空港バス三豊・琴平線」を、「瀬戸内国際芸術祭2019」の秋会期開幕に合わせて9月28日から運行するが、MONETが提供するソリューションを活用して、利用者がスマートフォン(スマホ)やパソコンで、バスの位置情報やダイヤなどを確認できるようにする。

将来的には、病院などの乗降地点を追加し、MONETのプラットフォームを活用したオンデマンドバスの運行も検討、地域住民に利便性の高い移動サービスの提供を模索する。

また、連携協定では自動運転社会を見据えた新たなサービス施策なども検討していく。