ホンダが発表した2019年上半期(1-6月)のグローバル販売台数は前年同期比3.5%増の260万4000台となり、2期ぶりに前年を上回り、過去最高となった。日産自動車の2019年世界販売台数と約2万3000台にまで差を縮めた。
ホンダの販売が好調だったのは中国の販売が同22.4%増の74万5000台と好調だったためだ。中国の販売では日産を抜いた。国内販売はN-BOXやヴェゼル、フリードの販売が好調で同4.6%増となった。米国販売は同1.4%減、その他市場も同9.7%減だった。
世界生産は同0.4%増の269万2175台と微増ながら4年連続プラスとなった。国内生産は国内販売が順調だったことから同13.1%増の47万2873台と伸びた。米国が同1.5%増、中国が同3.0%増と伸びたものの、カナダや欧州が不振だった。
輸出は欧州向けのHR-Vが好調で同12.9%増の7万5338台と、2年連続でプラスとなった。