5代目ムーヴ
初代ミラ イース

ダイハツ工業は7月29日、後付けでペダル踏み間違い衝突被害を軽減する安全装置の対象を7車種8モデルに拡大、同日から販売すると発表した。高齢ドライバーがアクセルペダルとブレーキペダルを踏み間違えて人や建物と衝突する悲惨な事故が社会問題となっている中、後付け安全装置を取り付けられるモデルを増やして事故防止を図る。

後付け安全装置「つくつく防止」を5代目「ムーヴ」(LA100S/A110S)、初代「ミラ イース」(LA300S/LA310S)向けを新たに設定した。これによってダイハツ車の保有台数約970万台のうち、約半数の車両が予防安全機能「スマートアシスト」搭載車または後付け安全装置の対象車両となる。

装置は、ペダルの踏み間違い事故による衝突被害を軽減することを目的に開発した。既販車に対して後付けでソナーセンサーやコントローラー、インジケーターなどで構成する。2018年12月に2代目タント向けに設定、これまでに6車種に対象を拡大してきた。

価格は3万4560円で、標準取り付け費用込みで5万9508円。