MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)プラットフォームの構築を目指すMONET(モネ)テクノロジーズは、加賀市と、自動運転社会に向けた次世代モビリティサービスに関する連携協定を7月12日に締結したと発表した。

連携協定は自動運転社会に向けた次世代モビリティサービスに関する先進的な技術開発や実証実験を通して、安心して快適に生活できるまちづくりを推進するのが目的。

MONETと加賀市は、連携協定に基づき、加賀市内を運行する事前予約制乗り合いタクシー「のりあい号」の車両4台に、走行データなどを収集できる通信機器を2019年度中に設置し、収集したデータを、自動運転社会を見据えたモビリティサービスの最適化や道路計画に活用する。

また、2023年の北陸新幹線・加賀温泉駅の開業予定地と、市内観光地を結ぶオンデマンドモビリティサービスの実証を、2020年度に実施する。さらに、モビリティと小売りや医療などを組み合わせたサービス、モビリティサービスのキャッシュレス化など、地域の発展につながるモビリティサービスの実証ついても検討する予定。