フジトランス(参考画像)

フジトランスコーポレーション(名古屋市港区、系井辰夫社長)は、ベトナム子会社のフジトランス(ベトナム)が7月10日、ベトナム南部のロンアン省のロンハウ工業団地に「ロンアンモータープール」を竣工して営業開始したと発表した。

新設したモータープールの敷地面積は2万6685平方メートルで、約1300台の乗用車を収容できる。ベトナムの自動車需要が拡大しているのに対応、保管や出荷前検査、アクセサリー取り付け作業などを行う予定。ベトナム子会社はこれまで主にフォワーディングと物流コンサルティング事業を展開してきた。モータープールの完成で事業領域を拡大し、新たな物流需要に対応する。

モータープールのあるロンハウ工業団地は、ホーチミン市から約20km、RORO船ターミナルから約4kmに立地しており、自動車の保管・出荷に適している。