海外展開への足掛かりとして、日本企業が海外企業に対してM&A(合併・買収)を仕掛けるIN―OUT型のM&Aが増加している。その一方で、当初想定したシナジーが得られず、多額の費用を計上してしまう失敗例も少なくない。PwCジャパングループ(木村浩一郎代表)は、こうした〝のれんの減損処理〟を避けるためにも、M&Aを実行する際は十分な価値創造計画の検討を…