日産自動車は、2020年3月期の業績が減収減益となる見通しを発表した。19年3月期実績は2期ぶりの減収、3期連続の営業減益となったが、今期も厳しい経営環境が続く。特に営業利益は米国事業の利益低下が引き続き利益を圧迫し、CASE対応や商品開発のコストがさらにかさむ見通しだ。西川廣人社長は「現状が底として、2~3年で元の日産に戻したい」と述べ、今期は…