写真1 フランス製ファーマンMF11(ブラッセル航空博物館にて)

III 欧州各国の事例(前回からの続き)D フランスベルギー空軍が1914年に真っ先に採用したフランスのFarman(ファーマン)MF XIモデルは130馬力そこそこのルノーのエンジンを搭載した軽爆撃機(爆弾はひとつのみ)で、その後、欧州各国で採用され、日本初の航空機(帝国陸軍機)としても1910年に採用された。陸軍のコードは「会式一号」(写真1…