自動車メーカーの2019年3月期決算発表が25日から始まる。日産自動車、スズキ、スバルは、完成検査問題や品質問題に伴うリコールで、品質関連費用の増加が減益要因として重くのしかかる。米中貿易戦争、日米貿易交渉、英国のEU離脱の動向や10月に予定される消費税増税の影響などが不透明な中、20年3月期は各社が慎重な業績見通しを打ち出す可能性が高い。