神戸製鋼所は2020年度から、素材と部品(素形材)に区分する組織改編を行う。現状では鉄鋼とアルミ・銅といった素材別分類を軸に区分している組織体制を、素材軸と部品軸を中心に区分けする体制に改編することで、各々の素材特性を最大限に生かした需要分野別戦略に舵を切る。同社の現状の事業部門の区分けは、線材条鋼や厚板、薄板、鋳鍛鋼、チタン、鉄粉、鋼管を管轄す…