写真１１　ドイツ・ウルム市にあるマギルス博物館　マギルスの名声を勝ち得た梯子車の歴史が展示されていた。立っているのは寒いなかわざわざ博物館を開けてくれた博物館責任者（マギルス自動車博物館）

II―Ｂ手押しポンプの消火活動から動力付きへお酒の運搬の後にトラックの利用は「消防車」が多い。１８９２年にドイツ・コンラッド・マギルスが馬で引く２５メートルの梯子車を開発（写真１１、１２）。１９０４年に蒸気機関による消防自動車、そして１９１６年自動梯子付消防自動車が世界で初めて開発された。と同時にマギルス社は空冷エンジンを開発、またトラックも生産…