「クラウン」「カローラスポーツ」を披露するトヨタ自動車の豊田章男社長(6月)

今年の新車販売は2年連続の500万台超えが射程に入った。各ブランドが投入する新型車や一部改良車の投入効果で足元の需要は底堅い。一方、来年は消費税10%への引き上げも控え、市場動向が読みにくい。トヨタ自動車が全車種併売やシェアリングサービスを表明するなど、国内市場の先行きをにらんだ動きも本格化する。◆新型車が市場をけん引6月まではマイナスで折り返し…