近い将来、いや数年先の公共交通機関のあり方を大きく変える可能性があるのがMaaS(サービスとしてのモビリティ)だ。産官学での議論が活発になっている◆今後、人の移動の利便性を高めるためには、手段の検索から始まり、乗車や利用の予約と決済、実際の利用までを一気に情報でつなぐことが欠かせなくなる。それがMaaSだ。フィンランドのヘルシンキで実用化された「…