住友ゴム工業は、熊本城天守閣の耐震改修工事で同社製の制震ダンパーが採用されたと発表した。改修工事を施工する大林組が採用を決めた。同社の制震ダンパーは、自動車のレース用タイヤで培った技術で開発した高減衰ゴムを使用している。地震のエネルギーを瞬時に熱に変換することで、揺れを吸収するというもの。今回採用が決まったダンパーは、3枚の鋼板の間に板状の高減衰…