日本ガイシは23日、電力事業本部が出荷した「がいし」で、顧客が求める受け渡し検査を実施していなかった事例があったと発表した。1990年代初め以降に発生し、契約件数で累計約100万件、累計個数で約1億個に上る。3月31日までに、契約に基づく検査への切り替えを完了し、4月の組織改編で品質検査部門を同事業部から独立した部署に改めた。品質上の問題や、顧客…