国内タイヤメーカー4社の2017年中間期(1~6月)の業績が出揃った。国内外でタイヤの販売需要が堅調に推移したことから全社が増収となった一方で、天然ゴムや合成ゴムなどの原材料高が収益を圧迫。各社はタイヤ価格の値上げに踏み切ったものの、収益をカバーするまでには至らなかった。ただ、原材料価格の上昇幅は期初の想定を下回っており、全社が営業利益の通期予想…