日本製鉄は1日、米国子会社とともに、USスチールの買収に関して米国のバイデン前大統領、対米外国投資委員会(CFIUS)に対する提訴を取り下げたと発表した。
6月13日にトランプ大統領が日鉄のUSスチールを承認する大統領令を出し、18日に米国政府と協定したことから訴えを取り下げた。
日鉄はバイデン氏がUSスチールの買収を禁止する大領領令を出したことを受けて、米国コロンビア特別区連邦控訴裁判所に命令は違法なものとして無効化を求めて提訴していた。今回の訴訟の取り下げは日鉄、USスチール、米国司法省の3者が共同で申し立てた。

