尹己烈准教授  韓国国立慶北大学大学院工学研究科で金属工学の修士過程を修了後、京都大学でエネルギー変換科学を専攻し博士課程を修了。その後、信州大学、豊田工業大学を経て2013年から岐阜大学で活躍。

次世代車の開発では、二酸化炭素(CO2)の排出削減をはじめとした環境対応に向けて、電動化や車体軽量化といった技術の高度化が求められている。岐阜大学工学部の尹己烈准教授は、金属材料工学とエネルギー科学を融合した視点で、電気自動車(EV)用モーターの効率化や、軽量化とコストの両立に効果を持つ異種材料接合の研究を展開。カシメや焼ばめといった工程なしでモ…