日産自動車の社外取締役3人で構成する委員会は14日、カルロス・ゴーン容疑者の後任となる会長の選定について協議し、17日の取締役会での決定を見送る方向で一致した。人選をめぐるルノー側との調整が難航しているためで、まずは企業統治改革の議論を優先する。会長職は当面空席となる公算が大きくなった。社外取締役の委員会は今月4日以降、暫定的な新会長の人選をめぐ…