トヨタ自動車は30日、2019年1月1日付の役員体制・組織変更を発表した。常務役員などを部長級、室長級とともに「幹部職」に統合するのが柱で、役員の人数は60人から28人へ半減する。「経営のスピードアップ」と「人材育成の強化」が狙い。自動車の概念が変わろうとするなか、次世代モビリティの具体化段階で力を発揮できる体制づくりにつなげる考えだ。現行の専務…