国内に世界シェア首位のホンダをはじめ4社のメーカーを持つ日本は、かつて年間で約700万台の生産と約300万台の販売を誇る二輪車大国でした。しかし、“大国”の地位は年間2千万台もの生産を誇るインドや中国に移り、2017年度の国内需要も約37万5千台(見込み)にまで縮小してしまいました。市場縮小の理由は幾つか考えられます。まず、所得の向上に伴い、原付…