軽自動車の存在感が高まっている。新車販売に占める軽比率は約4割に達し、保有台数は8年連続で前年を上回る。公共交通機関の少ない地方では通勤や買い物、通院など日常生活に欠かせないインフラとなっている。一方で、軽自動車の軽自動車検査協会が担う検査に関しては、台数増に対応しきれていない設備や老朽化する検査機器などの課題を抱える。清谷伸吾理事長は「利用者の…