2018年3月期第1四半期(17年4~6月)の世界販売は、乗用車7社すべてが前年同期実績を上回り、スズキ、マツダ、スバルが同期間として過去最高を更新した。新型車効果で国内販売が増勢を取り戻すなど順調な立ち上がりとなったが、各社ともに期首見通しは据え置いた。なかでも、北米市場を主力とするトヨタ自動車や日産自動車など乗用車大手は、減速傾向が鮮明になっ…