日本の自動車販売は大きな曲がり角に来ている。新車販売の頭打ちがはっきりした2000年代以降、成果を挙げたのが保有に着目したビジネス、すなわちバリューチェーン経営だった。だが、急速に進む人口減と少子高齢化により、この勝ちパターンに依存する危うさが次第に明らかになってきた。今年、創業80年を迎える盟主、トヨタ自動車の陣営も、25年を目がけたJ―ReB…