近畿経済産業局は21日、近畿圏の経済状況を示す「近畿経済の動向」の9月分を公表した。総括判断は、9月の鉱工業生産指数の改善や設備投資の持ち直しにより「緩やかに改善している」と14カ月ぶりに回復基調に見直した。一方で新車販売の伸び悩みなどにより個人消費は弱含んでおり、輸出の低迷とともに景気の下押し要因となっている。企業活動のうち生産動向を見ると、9…