日産自動車はブラジル、ロシアで素材からの現地調達率を50%以上に高める。直接取引する一次サプライヤー(ティア1)だけでなく、ティア2、3など、調達網の上流に遡った現地化を一段と推進する。新興国では経済成長の鈍化を背景に新車市場が伸び悩んでいる。さらに、海外から輸入する部品や素材のコストは通貨安によって上昇している。現地化を深掘りすることによって為…