型式指定後も抜き打ちで不正をチェックする(メーカーによる完成検査イメージ)

国土交通省は、三菱自動車とスズキで明らかになった型式審査時の不正防止対策案をまとめた。国の審査官が社内測定時に抜き打ちで立ち会うほか、型式指定後も生産ラインから実車を抜き取り、走行抵抗値などを確かめる。不正が判明した場合は全容解明や再発防止策を求め、その後も一定期間、審査を厳格化する。まずは三菱自とスズキに対し、今後3年間はすべての型式申請につい…