岩谷産業は、山口県にある液化水素製造設備の生産能力を2倍に引き上げると発表した。燃料電池車(FCV)や燃料電池バス(FCバス)などの普及を見込み、将来的な水素需要の増加に備えるため先んじて生産体制を強化する。増設ラインからの供給は2017年11月にはじめる。同社とトクヤマの合弁会社である「山口リキッドハイドロジェン」(廣田博清社長、大阪市中央区)…