自動車リサイクル部品業界に事業の将来性に対する漠然とした不安感が広がっている。鉄スクラップの暴落以降、使用済み自動車の購入価格の値下がりがスクラップ相場に対して遅行、8月以降連続して月次決算で赤字を計上する事業者も出ているほどだ。リサイクル部品販売も総体的に伸びがない。将来的に使用済み自動車の発生量は減少するなど、現状、その先も難問が山積する。(…