安く大量に水素を生み出せる次世代原子炉「高温ガス炉」の実用化に向け、トヨタ自動車など自動車メーカーも加わる官民の協議会がこのほど発足した。2030年頃の実用化をにらみ、年内をめどに報告書をまとめる。製油所などから出る副生水素だけで燃料電池自動車(FCV)1千万台程度をまかなえる日本だが、家庭用の燃料電池や発電などに水素が広く使われるようになれば需…