GM「サターン」撤退を報じる本紙(2000年12月)

日米関税交渉がようやく合意した。27.5%だった日本製乗用車の輸入関税は15%に下がることになり「最悪の事態は避けられた」(自動車部品メーカー)と安堵の声が広がる。ただ、4月以前は2.5%だった。ルールベースの国際経済秩序が揺らぐ中、政府は自由貿易体制への旗を振り続け、自動車各社は競争力を一段と磨く必要がある。「日米両国の国益に一致する形での合意…