今年の中古車輸出は好調だった。来年は１３０万台に到達できるとみられる（写真はスリランカの中古車販売店）

２０１４年の中古車業界は、消費増税の影響等で大きく揺れ動いた。４月以降は“駆け込み需要”の反動減を受け、新車販売が減退。下取り車が発生しないことから、中古車市場の流通量も減少した。秋以降、各メーカーの新型車投入で、消費意欲が若干喚起されたと言えるが、回復基調には至っていない。新車販売に左右された中古車市場を振り返る。（西川　美都子）◆成約も伸びず…