新型車投入で、いかに需要を喚起できるかがメーカー各社の見せ所(写真はスバルの恵比寿ショールーム)

2014年の国内新車販売の軌道は、相場の格言である「山高ければ谷深し」の1年だった。新車販売のマーケット動向は、17年ぶりの消費税率引き上げが実施された4月を境に、増税前の「駆け込み需要」から一転して増税後の「反動減」に様変わり。4月以降は受注残による“貯金”が販売を下支えしていた。年初は、販売店各社の多くが反動減からの回復見通しを「早ければ8月…