新型ワゴンRの助手席シート下に設置されたリチウムイオン電池(円内)

ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)など電動車両の存在感が高まる中、こうした電動車で採用が広がっているリチウムイオン電池の材料市場も拡大しそうだ。富士経済(阿部界代表、東京都中央区)がまとめたリチウムイオン二次電池材料の世界市場見通しによると、2018年に13年比63・8%増となる9285億円に伸長する見込みだ。電動車の実用化は日本メーカー…