山下ゴム(石川常夫社長、埼玉県ふじみ野市)は、2016年をめどに新興国の早期離職率を現状の3割から1割以下に改善する。新たに新興国工場の従業員を対象とした評価制度を策定し、能力や出来高に応じたインセンティブを設けるなど、業務に対するモチベーションを高めていく。将来的には工場長クラスの人材も現地化する。新興国への生産移管を加速させる中、新たな評価制…