京都では夏の風物詩である祇園祭が1日から催されており、山や鉾の「欄縁」に腰をかけた囃子方が奏でる「コンチキチン」のお囃子が夏の到来を伝える◆祇園祭の歴史は古く、その起源は約1100年前に京の町に流行した疾病の災いを封じ込めるための「御霊会」とされる。何度も中断し、再興を重ねる中で山鉾が豪華に飾り付けられるようになり、現在の祇園祭へ受け継がれている…