■企業の安全衛生活動、新たな局面に中央労働災害防止協会(中災防、会長=榊原定征日本経済団体連合会会長)が今年8月創立50周年を迎える。日本の労働安全衛生活動は100年以上前の足尾銅山に始まるとされるが、中災防は1964年に労働災害防止団体法に基づき設立。高度経済成長期からバブル崩壊、長期的な不況と経済環境が変化する中で、事業主の自主的な労働災害防…