ダイセル・エボニック(アンドレ・ノッペ社長、東京都新宿区)は、平面形状を持つ樹脂コーティング剤「PEEKディスパージョン」を製品化し、自動車部品メーカーなどに対する提案を開始した。従来のコーティング剤に比べて数分の一の厚みの薄膜加工が可能で、材料削減による省資源化に貢献する。新たな部品の開発にも有利な技術として訴求する考えだ。従来のコーティング剤…