■安全の徹底と品質確保が前提“開発初期重視”の活動着実に歴史的な円高による危機を克服し、再び成長局面に入ろうとしている日本の自動車メーカー。新車のグローバル総需要が年1億台に達しようという状況は、販売拡大には追い風だ。ただ、戦線が世界各地に広がる中で従来の調達戦略にとどまれば、品質、コスト面で競争力低下を引き起こしかねない。2013年度のグループ…