芝浦電子へのTOB(株式公開買い付け)で、ミネベアミツミは9月11日、同日までだったTOB期間を延長せず終了した。台湾の電子部品大手の国巨(ヤゲオ)は、外為法(外国為替及び外国貿易法)に関するクリアランスを取得したと発表。ホワイトナイト(友好的な買収者)として名乗りをあげたミネベアミツミを約1000円上回る価格で、18日までTOB期間を設けており、両社によるTOB合戦は事実上、決着したとみられる。

ミネベアミツミのTOBの状況は12日に明らかになる見込み。