毎日この欄をご覧の方はお気づきかもしれない。最近は、長期的な取り組みの重要性をテーマに取り上げることが多い。「アリとキリギリス」に含まれている寓意ではないが、とかく、目先の対応に終始してしまいがちだ。そうした傾向を感じることが増えているためだろう◆国内景気は、長いトンネルを抜けて好転した。昨年度は自動車市場も消費増税前の駆け込みに押し上げられたが…