三菱総合研究所は「内外経済の中長期展望 2014―30年度」をまとめた。それによると現状の延長では日本の潜在成長率は1%を下回って推移し、実質GDP(国内総生産)成長率も緩やかに低下すると予想。武田洋子チーフエコノミストは成長率を1%水準に引き上げるには「女性の労働参加や高齢者の知見、新産業創出などの施策が不可欠だ」と指摘する。世界経済では新興国…