衝突被害軽減ブレーキ(AEV、自動ブレーキ)の開発競争に、火がついた感がある。時速30キロ台で先行する車両や障害物を検知し、緊急制動を働かせる仕組みだ。さらに実用域とされる時速60キロ台が検討され、検知が難しいとされてきた歩行者を識別する次世代技術が注目されている。この夢の技術が実現し、普及していけば、いま4千人台で足踏みする交通事故死者数が3千…