乗用車メーカー全社が販売する軽自動車。比率は4割に迫り競争も激化している

軽自動車はいま大競争の時代を迎えている。市場に拡大基調が見える中、メーカー各社による販売競争やシェア争いが激化している。その背景には、低燃費化や安全装備の充実、車両の利便性向上など商品面での充実と、それをめぐる激しい商品開発競争がある。2012年の国内新車販売において、軽自動車は全体の36・9%を占めており、その比率は過去最高に達した。その経済性…