辛口で知られる自動車評論家の徳大寺有恒氏が昔、あるクルマの内装を「ボーナスが出てキャバレーでパァーっと散財するような」と評したことがある。たぶん一見豪華だが安っぽいと言う意味だったと思うが、当時はバブル真っ盛り。決して安くない中型セダンにもかかわらずそのクルマは毎月何万台と飛ぶように売れていた◆それから20年後の現在。散財という言葉が死語になった…